秋になると花を咲かせる彼岸花。鮮やかな赤い色の花をイメージされる方も多いのですが、青い彼岸花はあるのでしょうか?
青い彼岸花がなぜ話題になったのか
漫画やアニメの「鬼滅の刃」に登場するため、実在するかどうか気になった人も多いかもしれませんが、残念ながら架空の花です。花言葉もありません。
しかし、生きた青の彼岸花はありませんが、造花の青の彼岸花なら存在します。
青い彼岸花は作れる!一日でできる青い彼岸花の作り方
青い彼岸花は実在しませんが、白い彼岸花に青色の塗料に浸して、花びらを青く染め、青い彼岸花を作る方法はあります。
青い彼岸花を作る染色キット
青い彼岸花を作る染色キットは、白い彼岸花を青色の染料を水に溶かした溶液に、白い彼岸花の茎を付けると、青い水を吸い上げた彼岸花の花びらが青く染まり、青い彼岸花を再現できます。
しかも、青い水に漬けてから1~2時間程度待つだけ。
トリイ株式会社から発売されている「フラワーパレット」のシリーズです。
以前は「彼岸花を青く染める切り花染色剤 フラワーパレット」としてアマゾンでも手に入りましたが、売り切れていることも多いです。
特に彼岸花と名指ししているわけではないですが、通常の「フラワーパレット」のブルーでも青く染められると思います。(彼岸花のキットの方は、ブルーとピンクの染色剤をそれぞれ1袋使用していましたので、ミックスしてみるのもオススメ)
白い花を染めていくので、アニメに出てくるほどの真っ青にはなりませんが、かなり青い彼岸花に近づけるはずです。
花の茎を斜めに切り、水400~500ml(ペットボトルの約八分目)に対して、染色剤1袋分を入れ、しっかりと混ぜて染色剤を溶かす。茎を漬けて、お好みの色になるまで浸けます。最大でも6時間程度染色します。コツとしては、染色前に1~2時間ほど水からあげておき、その後染色液につけると早く染まり、涼しい場所でゆっくり染めた方がきれいに染まるそうです。
彼岸花は何色があるのでしょうか
では、彼岸花はどんな色があるかわかりますか?
鮮やかな赤の花のイメージが強いですが、白、黄色、オレンジ、ピンク、赤と様々な色があります。
それぞれの色で花言葉も異なります。
※青い彼岸花は存在しないので花言葉もありません。
彼岸花それぞれの色の花言葉
赤の花言葉:情熱、諦め、独立、悲しき思い出、再会、転生
白の花言葉:思うはあなた1人、また会う日を楽しみに、また会う日まで
黄色:追想、深い思いやりの心、元気な心、陽気
ピンクの花言葉:快い楽しさ、深い思いやり、あなたのためなら何でもします、楽しむ、悲しい思い出
オレンジ:妖艶
彼岸花の別名
彼岸花も含めヒガンバナ属の園芸品種をまとめてリコリスと呼びます。
寒さに強い多年草の彼岸花。植え付け時は6月~8月。9月~10月頃に花が咲きます。
水はけの良い土を好みますので、冬から春咲きまでは日当たりがいい場所においてください。
青い彼岸花の球根が売られていますが、本当に青い彼岸花が咲きますか?
アマゾンを眺めていましたら青い彼岸花の球根と謡っている商品を見つけました。
しかし、青い彼岸花は存在しませんし、レビューを見ても他の色が咲いたようですので、あまり信用しない方がよさそうです。(他国からの出品のようです)
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