バラ(薔薇)の芽に萎れたような芽ができる原因3選!考えられる病気や害虫、対処法も解説

プリンセスアイコ ガーデニングのお悩み

水やりはしっかりやっているつもりなのに、ポツポツとしおれたような芽が出ます。何かの病気?チュウレンジバチの仕業?それともバラを好む他の害虫が原因でしょうか?萎れたような芽が出たときの対象法もアドバイスします。

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1、バラ(薔薇)の芽がしおれる原因:害虫

バラ(薔薇)は、しっかり水やりをしていても、水が足りないようにしおれる芽が出るときがあります。

水やりをしっかりやっているという自覚があるなら、虫の可能性があります。

  • バラクチバチ
  • チュウレンジバチ
  • ゾウムシ

の可能性が疑われます。

バラの芽がバラクキバチにやられたら行うべき対処

まず枯れた先端を早めに切って処分することです。

チュウレンバチが茎に卵を産むことがありますが、だからといって枝が枯れるということは考えにくいです。卵がかえって幼虫が出たときは、茎に跡(縦に裂けたような)が残るときがありますが、跡がつくだけで枯れることはありません。ただし、幼虫が集団で葉を食い散らかします。

バラの葉や花に虫が付いたら行う対処法

バラは虫が寄ってきやすい品種です。花を咲かせるためには虫が必要なので、ガーデニングを楽しむ場合は、虫には覚悟を持って対処しなければなりません。

ただし、花を食べたり、根を食べたり、葉を食べたりしてしまうので、野放しにしておくわけにもいきませんね。

バラ(薔薇)に虫がたかったらどうしたらいいでしょうか?

バラにつきやすい害虫と予防

ヒメゴガネ

花を食べるヒメゴガネを見つけたら、ピンセットでできるだけ早く取り除きましょう。そのままにしておくと虫の量が増えてしまい、花に群がります。

コガネムシ

コガネムシは、バラの株回りに産卵します。卵からかえった幼虫はバラの根っこを食べて、成虫になります。根を食べられるとバラは枯れていきますので、ピンセットで花の中の虫をできるだけ早めに取り除くのが先決です。

アブラムシ

植物の汁を吸って成長するため、被害が大きくなると芽が萎れたり、生育不良を引き起こしたりします。

ヨトウムシ

夜間に活動し、葉や芽を食害します。被害が進むと、株全体が衰弱することがあります。

このような虫の防虫には、薬剤を撒くことで防虫できます。

粒材を株回りにバラまいておくと防虫になります。

  • 株元の雑草を除去し、害虫の隠れ場所をなくす
  • 防虫ネットをセットする
  • 木酢液などを散布して、害虫を寄せ付けないようにする

害虫は、定期的に株を観察することで早期発見することができます。見つけ次第、適切な対処を行いましょう。

虫以外にもこんなにある!バラの芽が枯れる原因

元気だったバラの芽が萎れる原因は、いくつか考えられます。病気、害虫、環境など、様々な要因が考えられますが、今回は特に多い3つの原因と、それぞれの対処法について詳しく解説していきます。

2、根腐れ:土壌の状態をチェック!

バラの芽が萎れる原因として、最も可能性が高いのが根腐れです。 根腐れは、土壌中の水分が多すぎるために根が酸素不足に陥り、根が傷んだり腐ったりしてしまう状態を指します。

【根腐れの原因】

水はけの悪い土壌
過剰な水やり
梅雨や長雨による土壌の過湿

【根腐れの症状】

芽が萎れる、葉が黄色くなる、生育不良
根が黒く変色している
根を触ると柔らかく、異臭がする

【根腐れの対処法】

鉢植えの場合:
鉢からバラを抜き、根の周りの土を落とす
腐った根を清潔なハサミで切り取る
新しい清潔な用土で植え替え、水はけの良い環境にする

地植えの場合:
周りの土壌を改良し、水はけを良くする
腐った根を掘り起こして切り取り、健康な部分を残して植え直す

【根腐れを防ぐには】

水はけの良い土壌を選ぶ
鉢の底に drainage材を敷く
水やりの頻度を調整する
雨が続く場合は、鉢を軒下へ移動させる

根腐れは早期発見、早期対応が重要です。日頃から土壌の状態や水はけに気を配り、バラを健康な状態に保ちましょう。

3、病気:うどんこ病や黒点病の可能性も!

バラの芽が萎れる原因として、うどんこ病や黒点病などの病気も考えられます。

病気:うどんこ病や黒点病の可能性も!バラの芽が萎れる原因として、うどんこ病や黒点病などの病気も考えられます。

【うどんこ病】 葉や茎、蕾などに白い粉状のカビが発生する病気です。放置すると生育が悪くなり、芽が萎れたり、葉が変形したりすることがあります。

【黒点病】 葉に黒い斑点ができ、やがて落葉してしまう病気です。症状が進むと、芽が萎れたり、生育が抑制されたりします。

【病気の対処法】

感染した部分を切り取り、焼却処分する
市販の薬剤を散布する
風通しと日当たりの良い環境で育てる
肥料を適切に与え、株を丈夫に保つ

【病気の予防】

耐病性の強い品種を選ぶ
風通しと日当たりの良い場所で育てる
水やりは株元に、葉にかからないように行う
落ち葉はこまめに拾い、病気の発生源を減らす
うどんこ病や黒点病は、湿度が高く、風通しの悪い環境で発生しやすくなります。日頃から病気の予防を心がけ、早期発見、早期対応を心がけましょう。

バラの芽が萎れる原因は一つとは限りません。今回ご紹介した内容を参考に、原因を特定し、適切な対処をするようにしましょう。

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